
治療の流れ
治療の流れ
顎関節症の治療は、「病状のタイプを診断し、症状を和らげ、再発を防ぐ」という方針に基づき、段階的かつ多角的に行います。
生活指導・セルフケア
生活指導において、まずは、自分の顎関節症の状態を知っていただくことが重要です。模型や画像などを用いて丁寧にご説明いたします。
スプリント療法(マウスピース治療)
マウスピースを作製し、顎関節や筋肉への負担を軽減します。就寝中に使用します。
薬物療法
消炎鎮痛薬などが症状に応じて処方されることがあります。
理学療法・運動療法
口がスムーズに開けられるように改善するための開口ストレッチや、筋肉を温めたり冷やしたりするなど整形外科的なアプローチを行うこともあります。
上記の初期治療で改善しないあるいはもともと慢性的で重度な場合には、MRIによる精密検査(連携施設にて)なども行い、より専門的な治療を検討していきます。
超音波マッサージや筋肉への注射(トリガーポイント注射、筋膜リリースなど)やボツリヌス療法、関節腔内注射などが挙げられます(専門的な治療は自由診療を含みます)。また、ごくまれに手術などを検討することもあり、その場合には、連携している大学病院の口腔外科へご紹介いたします。
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